〜ヘッドライトスイッチ交換作業〜
2008/01/02 公開


チェロキーのヘッドライトを点灯させる回路には、
標準ではリレー回路が組み込まれていないので、
スイッチへの負担が大きく、良くトラブルの原因となります。
これを防ぐにはチェロキーのヘッドライトに、
市販の汎用のH4用HI/LO切り替え用のリレーハーネスの導入が早いです。

ただし、一度痛んでしまったスイッチを修理するのはほぼ不可能で、
(スイッチユニット自身がリベットで封印されている為)
スイッチユニットごとの交換となります。

今回は、スイッチの交換方法を記載します。
写真は追い追い

2008/01/18追記
携帯のメモリに、作業中に撮影した写真が
保存されていたのでアップします。
写真はこちら

あと、適当な画像をネットで拾ったので、
当作業手順向けに追記し公開します。
画像はこちら

作業難易度 ★★★★
作業疲労度 ★★★

@ バッテリーを抜く。 ソケット10ミリ  
A ハンドルコラムカバーを外す。 T20ネジ3本 注01
B ウインカーユニットを外す。 T20ネジ2本 注02
C ハンドルチルト機構を使って、ハンドルを一番手前まで傾ける。    
D メーター〜オーディオデッキ部分のウッドパネル(スポーツはブラックのパネル)を外す。 「+」ネジ:4本 注03
E シガーソケットの上のメクラ板を外す。 「+」ネジ:3本 注04
F シガーソケットパネルを外す。 「+」ネジ:?本 注05
G リアワイパースイッチパネルを外す。 「+」ネジ:?本  
H リアフォグ/リアウインドウの熱線スイッチパネルを外す。 「+」ネジ:?本  
I メーターカバーパネルを外す。 「+」ネジ:4本  
J メーター裏の2つのコネクタを抜いて、メーターを外す。 「+」ネジ:4本 注06
K ダッシュボードローパネルを外す。 「+」ネジ:?本 注07
L スイッチユニットの下方に飛び出るボタンを押しながらスイッチ操作バーを引き抜く。   注08
M スイッチパネルにスイッチを固定しているネジを外す。 「−」ドライバ 注09
N スイッチユニットをメーターパネルの右奥から引きずり出す。   注10
O コネクタを抜いて、新しいスイッチユニットに差し替える。 「−」ドライバ 注11
P 逆の手順で元に戻す。    

注01  裏(床面)から、2種類3本です。
注02  ケーブルは抜かなくて良い。Dのパネルを外す際に干渉するのでよけるだけ。
注03  怖いほど「しなり」ながら、バキッと音を立てて外れる。回数こなすと本当に割れるかも。
注04  パネルの上方の奥に1本「+」ネジが隠れてます。
注05  Eと共締めのネジ有り。
注06  GとHを外さないとメーター固定ネジを外せない。
注07  灰皿〜スイッチ右側までの範囲でよい。Lのために、スイッチユニットの下に手を入れる必要がある為。
注08  結構上方奥にあるので、中指を突き立てる要領でボタン(直径4ミリ程の鉄製)を押す。
注09  Lを完了すると、そのバーが刺さっていた穴の周囲が「−」ドライバーが刺さるようにミゾを切ってある。
注10  このためにメーターを撤去した。慣れるとメーターはずらすだけでも良い。
注11  ツメを起こして外し、新しいユニットを押し付けるだけ。





おしまい


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